全国武徳祭エトセトラ其の参   授雲月(参)

さて第51回全国武徳祭演武開始である。この演武が行われる武徳殿(旧京都・武徳殿)は平安神宮に並んで建っている。内部中央に天皇陛下がご観戦成されるときの特別室と玉座が設けられている。今回の武徳祭は昨年12月に一般社団法人に認可された公認記念大会となった。前回のブログで述べたように48団体の演武が行われた。ただ何時も思うのだが居合の演武が大半を占める。今回も居合の演武は36団体に及んだ。延々と続く流儀を同根とする居合演武には寅さんでなくても少々食傷気味であろう。居合以外の演武は12団体。剣術・柔術・棒術・槍術・琉球古武術・空手等である。寅さんの演武するK流とT流は総合武術であるので演武種目も多岐に渡っている。祓の儀から始まり居合の演武が7団体続く。プログラムの進行が早いようだ。いよいよ8番目、寅さん達の出番である。因みにB舎の演武者をX師範等と言い表しているが、これはB舎に於いてT流・K流の指南免許を持つ師範会員で有って全て寅さんの弟子にあたる。さて演武開始である。演武入場口から入り正面に向かって横に整列。礼を済まし正面に向かって右手にI師範とM師範が進み出で氣樂流長巻術(大薙刀)を行う。その後方には氣樂流小太刀術を行う寅さんとS師範が居並ぶ。向かって左手、A師範とW師範が進み出で氣樂流棒術を行い、後方にはT師範とTy師範の氣樂流柔術の演武である。迫力満点の演武をリキム事なく淡々と行う。満場の拍手喝采を受け退場。先陣の四種目の演武が終了。続いて左手演武場にはK師範とT師範が進み出で南蛮千鳥鉄術を行う。、右手演武場では寅さんとS師範の武蔵円明流懐剣術の演武が始まる。南蛮千鳥鉄とは長さ一尺六寸・太さ一寸程の鉄筒の中を自在に通る鎖の先頭に千鳥型の鉄分銅を付けた特殊武器である。円明流懐剣とは鉞形の隠し武器で懐に納め片手で操作できる小型武器である。今回演武で使用した懐剣はM氏にステンレスで製作して頂いた物である。南蛮千鳥鉄の分銅が唸り敵を攻撃し太刀を鎖が巻き取りトドメを刺す様や、一瞬の内に太刀を押さえ敵を切り裂き投げ倒してトドメを刺す演武には珍しさも相俟って観客の目を釘付けにしていた。この特殊武器術演武終了後には観客も感激と声援、拍手喝采で送ってくれた。演武前にはB舎の演武を写真やDVDに収めたいと撮影許可を求める方々も多く居たが、快く承諾し撮影をして頂いた。合気サンボのN師範にも熱心に撮影して頂いて居た。昼食を済まし検証委員としての出番まで少々時間があったので観覧席でM御夫妻と暫し歓談。午後3時半頃、恙なく全ての演武は終了。閉会式の表彰では寅さんが優秀賞、W師範が奨励賞を受賞した。その後、弟子達はホテルへ向かい、寅さんはM御夫妻と喫茶店で小一時間ほど暫し歓談。17時過ぎ名残惜しいがM夫妻と平安神宮前でお別れ。神宮をお参りしてから大阪へ帰るという。寅さんは弟子達の待つホテルへ。弟子の内、K師範とM師範は所用のため演武終了とともに東京へ帰ったが、これから高速バスで帰る二人と新幹線帰り一人を伴い七人で京都駅脇の居酒屋で直会(飲み会)となる。京都値段なのだろうか値段が若干高い。昨日の飲み過ぎもありビールを二杯ほどで退散。駅前のビル地下街でラーメンを食べ帰る弟子達を送り、四人は宿泊先のホテルへタクシーで戻る。風呂に入り早めに床に就く。明日は見学予定の博物館は全て休みだと言う。朝、目が覚めると雨。土砂降りである。W師範とA師範は新潟から車で来ている関係で朝食を済まし早々と帰省。寅さんとI師範は雨天では徒歩の観光もキツイので京都駅でお土産等を買い地下街を散策して新幹線へ乗り込む。普段の行いが良いのか?行きも帰りも自由席はすいておりユックリと座ることが出来た。東京駅でI師範と別れ寅さんは新幹線を乗り継ぎ帰宅の途へ。無事、到着。楽しかった三日間も終わり。自宅では一杯呑んで爆睡。

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