貫前神社・第三回古武術演武祭【其の壱】  授雲月(五)

5月26日(日・快晴)上州一之宮・貫前神社・第三回古武術奉納演武祭が開催された。因みに貫前神社の読みはは【ぬきさき・じんじゃ】である。今回の参加は21流派に及んだ。前日、S師範・K師範・M氏の三人によって会場造りの下準備は出来ていた。午前8時、B舎とD館の有志によって広い境内の一角に演武会場を設置する。12m四方の演舞場にビニールシートを敷き、その上にウレタンマットを敷き詰める。廻りには陣幕を張り巡らし演武会の垂れ幕を正面に掲げる。出演順の案内板も設置。観客席にはテントを二張り立て来賓席も設ける。陣幕裏には演武者控えと稽古場所も設置。プログラムの制作から陣幕造り・垂れ幕・案内板等、全ての準備をしてくれたS師範に感謝。早い時期から素晴らしいポスター制作はM氏が担当しパソコンを駆使してデーター化し印刷注文、感謝。奥様が写真とDVD撮影に一日中協力してくれたK師範にも感謝。この3人が居なければ演武会は成功しなかったと思う。至らない師のために誠心誠意・協力してくれる弟子三人には言葉では言い表せない程の感謝の気持ちで一杯である。さて三々五々、演武者が控え室に集まってくる。午前10時、神前にての修祓を全員が受け、本日の演武祭の成功誓う。会場には観覧者が続々と詰めかけてくる。こう云った催しは殆ど関係者で閉めるものだが、この演武会は違っている。一般の方々の観覧者が非常に多い。演武場を取り囲む観覧席は一杯である。ピーク時には300人近くの観覧者で埋まった。これも市内各所に貼って頂いたポスターとチラシのお陰である。因みにポスターは100枚、チラシは150枚が市内に流布され、三社の新聞社と富岡市の数種公共機関の後援を受けたお陰でもある。T新聞・G新聞・Y新聞社等の取材も入る。10時30分、演武開始に先立って寅さん旧知である来賓のO県議から祝辞を頂く。先ずは祓いの儀・無外流居合兵道のT師範の四方払いで東西南北の邪を払う。演武最初はY師範の古式陣螺術。深遠な法螺の音が境内に響き渡る。順次演武が進む。氣樂流柔術、夢想神傳林崎重信流詰合、秩父氣樂流柔術、日本伝空手道大道館、琉球古武道(二会派)、櫻田北辰一刀流、ダイナミック合気サンボ、松林流空手、松濤館空手、剛柔流空手、少林流空手、糸東流白鶴拳法、関口流抜刀術、三神荒木流柔術、無外流居合、浅山一傳流兵法、戸田流兵法、本覚克己流十當術、武蔵円明流懐剣術と粛々とまた迫力満点の演武が続いた。最後の「納めの儀」は夢想神傳林崎重信流居合のS・N師範。午後1時40分、三時間強に渡った演武祭も無事終了。その後、昼食を兼ねた直会が17時近くまで控え室で行われ解散。詳細は古武術錬成武備舎のHPかWEBで貫前神社、古武術、演武で検索して頂くと相当数ヒット出来る。また動画も配信されているので参照頂ければ幸いである。この演武祭に付いての前日譚や後日譚は、また記述したいと思うので御期待頂ければ幸いである。