貫前神社第四回古武術奉納演武祭(弐)  松風月(壱)

演武祭続き。続いては秩父気楽流Y・M師範率いる柔術・棒術・無刀捕・十手組の見事な演武。B舎の門下生も食い入るように見入っていた。次はS師範・T師範・M師範による琉球古武術の演武。棒術・エイクー・二丁釜・サイ・鉄甲術。まるで手足の延長のように武器を自在に操り空気を切り裂くような動きに観客も魅了されていた。続いてはB舎師範会員による空手の演武。松濤館流・剛柔流・少林流の重厚かつ洗練された演武に観客は魅了され、S師範の白鶴拳の演武は一羽の白鳥が戦いの舞を舞っているようであった。次はN師範率いる合気サンボの躍動的な演武。Y師範による瞬速の関口流抜刀術の演武。目にも止まらない瞬速の抜き付けと斬撃に叫喚を覚える。十二番目、Y・M師範率いる三神荒木流柔術の演武。ご高齢のY・M師範の見事な演武に惜しみない拍手が送られていた。次はT師範ご夫妻による無外流居合兵道の見事な演武。巻き藁を瞬間的に三等分するT師範の試し切りには観客も度肝を抜かれ魅入っていた。続いてはB舎の戸田流兵法の演武。棒術・半棒術・合戦組太刀・寸鉄術と驚愕の拍手の中で演武は進む。最後の演武は寅さんとS師範との本覚克己流・十當術と武蔵円明流の懐剣術。十當術は太刀折りの秘武器と謂われ「正宗・虎鉄の名刀と謂えども十當に逢えば是みな粉砕す」と伝わる特殊武器術である。円明流懐剣術はかの宮本武蔵は晩年、腰に刀を帯びず護身のために五尺の杖と懐に鉞型の秘武器を所持していたと伝わる。この二点の秘武器術は滅多に公開されるものではなく、玄妙な動きに観客は万雷の拍手を送っていた。最後は納め儀として関口流抜刀術Y師範の邪気を斬り払う瞬速の神儀である。納めの儀は神儀ゆえ拍手は本来は遠慮すべきものだが観客も他の演武者達も我を忘れて拍手をおくっていた。演武終了後、控え室で直会。上州名物「鳥めし」に舌鼓を打ちながら御神酒やビール、ドリンクを飲み歓談の一時を送った。また来年の再会を約束して自由解散となる。この演武会の写真や映像は武備舎HPか内弟子ブログの近々アップされると思うので、こうご期待。ひょっとするとユーチュブには既にアップされているかも?。月刊「秘伝」誌にも掲載されるかも?。ここ数日はまだ五月末・六月頭だというのに異常気象か猛暑日が続いている。皆様も熱中症にはご用心を。