一ノ宮貫前神社・第五回古武術奉納演武祭(弐)   昨日の続き

さて続いて上州系気楽流柔術・秩父系気楽柔術と演武は進む。柔術と棒術・鎖鎌・契木等の珍しい武器術の演舞に観客席は拍手喝采。朝から見物していた外人の観光客にはB舎のO会員が流暢な英語を駆使し解説し、初めて見る日本古武術に歓声を上げていた。続いては空手道四大流派・形の演武。五番目、神速の居合「関口流抜刀術」。北辰神桜流居合術、糸東流空手「二十八歩」、琉球古武道、夢想神傅流居合術と続きその素晴らしい演武に拍手喝采であった。十一番ま、趣を変えてD館少年部の演武。小学一年生~六年生で7チームを組み、基本型から上級形へと進む。可愛らしい子供たちの元気の良い気合と一糸乱れぬ演武に観客は惜しみない拍手を送っていた。十二番目、今回初出場N師範率いる田宮流居合術。女性三人を含む各六人の粛々とした素晴らしい演武に観客は息を殺し溜息さえついていた。続いて三神荒木流柔術、無外流居合術と試し切り。新陰流剣術、戸田流兵法、浅山一傅流兵法と各々素晴らしい演武に歓声と拍手が鳴り止まなかった。十八番目は遠く広島から参加してくださった渋川一流柔術のK先生。外之物・武器術「芸州飛燕の二丁鎌」の演武。本身の鎌の鐺に二間程の綱を付け振り回し操る様はまるで燕が舞飛ぶようで空気を引き裂く鋭い動きに観客は我を忘れて魅入っていた。そして先ほどとは打って変わった居合術の演武。その厳粛な太刀捌きに観客は息を詰め溜息さえ出ていた。続いて十九・二十番目、虎さんトリの演武。本覚克己流「十當術」と武蔵円明流「懐剣術」。十當術は太刀砕きの秘武器と言われ、武蔵懐剣術は鉞型の隠し武器である。めったに目にすることのない武器術に観客の歓声と拍手は頂点に達したようであった。そして演武のしめとしての神事・納の儀。渋川一流居合術のK先生が貫前の杜の空気を引き裂くように四方を斬り払い清めおわる。三時間強にわたっての第五回古武術奉納演武祭も無事終了し直会となる。食事を済ませ御神酒を頂きながら武術談義に花が咲く。好天に恵まれた楽しいく意義のある一日であった。午後三時すぎ来年の再会を約束しての散会となる。虎さんの武道家人生に於いて有意義な一日であった。

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