第八回一ノ宮貫前神社古武術奉納演武祭  皐月(四)

5月27日(日)第八回一ノ宮貫前神社古武術奉納演武祭が開催された。前々日には大阪のN先生が早々と到着。演武だけでなく当地の観光もしたいとの事。寅さんは富岡駅まで迎えに出て事務所で一休みしながら武道談義。夜の稽古は指導員に任せ夜食兼、兼呑み会。翌日は馬庭念流の道場と資料館を見学。先代奥様の御好意で道場内部の見学と写真撮影。資料館での解説を受け、摩利支天尊を祀るお堂の前で写真撮影。N先生大満足の様子。その後、富岡まで戻り富岡製糸場を見学。世界遺産や国宝に指定されたいるが只の赤煉瓦造りの工場と倉庫群。土曜日と謂うのに観光客も少ない。入り口前の商店街も人は疎ら。世界遺産に指定された時より年間数十万人も観光客が減っている。何とか手を打たないと?。昼食を済ませ午後2時からの前日稽古場のM体育館の武道場へ。前乗りの方々数人が既に稽古を始めている。虎さんは広島から参加されるK先生を迎えに高崎駅へ車を走らす。K先生を無事に迎え虎さんの事務所へ。一休みしてからホテルへ案内する。夜はお決まりの前夜祭(呑み会)。さて演武祭当日、午前8時から武備舎会員・大道館指導員・父兄の協力で演武会場作り。8メートル四方をマットで敷き詰め周りを陣幕で囲い、テント数点を建て椅子を並べ観客席と演舞者控え席を作る終える。ご苦労様でした。午前10時、神社本殿で修祓。お払いを受け玉串を奉納し、いざ演武場会場へ。演武開始まえに昨年まで琉球古武道・無外流兵道・抜刀試斬り等の見事なえんぶを披露して頂いたT先生が昨年十月に逝去された事に鑑み、御霊に対し会場全員の黙祷を捧げた。さて来賓の富岡市長の挨拶を筆頭に祓之儀・出陣の法螺貝吹奏、演武開始となる。朝から好天に恵まれ新緑の貫前の杜に囲まれた境内に設置された演武会場で戸田流兵法の演武から始まる。なかでも鎧兜を身に纏い実践さながらに行われた甲冑組太刀・組討ちには拍手喝采。今回は23流派から多くの演武者が参加され、素晴らしい演武を奉納して頂き、市内は基より県内外から数百人の観客が詰めかけ大盛況であった。また宝物殿で開催されている虎さんのコレクションを展示した特別展「江戸の捕物道具」も大盛況であったと云う事である。大盛況の内に終了した演武祭。直会後また来年の再開を約束して解散。夜まで残られるT流とA流の先生・お弟子さん達、武備舎関係者で午後五時から慣例の打ち上げ(飲み会)。楽しい一時に夜も更けていく。最高の三日間満喫した虎さんであった。